Webライターの「楽しいところ」と「きついところ」を紹介!甘くない理由はここで確認できます
「Webライターを初めてみたい!けど、きついとも言われるけれど、実際のところどうなの?」
と気になる方も多いのでは?
自分の実体験ベースで話していきます。
Webライターがきついと言われる主原因
やってみると、あまり稼げないというのが最も大きいところだと想います。
基本的にスキルを売るので、未経験からスタートさせた場合は十中八九稼げません。
どのくらい稼げないかというと、時給換算だと限りなく0に近くなることもあるくらいです。
これは、時間に対して対価が支払われるわけではないためです。時間がかかってしまえば、その分自分にとっては損ということになります。
ここのギャップで大抵の人は挫折してしまいます。
実際、私が始めた時は時給が100円を切りそうになることもありました。
最初の実績を作る時は、実務経験がない状態からスタートすることになるので、報酬もかなり安くなります。
今にして思うと最初のこの時期が一番きつかったですね。
Webライターが「きつい」「甘くない」と言われる訳
Webライターがきついと言われる理由を思いつくままに列挙します。
Webライターになろうと迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
最初は単価が安い
単価が安いのは言わずもがな、ですがこれは参入障壁が低いために起こります。
比較的誰でもなることができるWebライターは初心者向けの案件はとにかく低単価です。
正直最低時給を割るのは当たり前の世界です。
ただ、これも最初だけの話です。
自分次第でどこまでも収入を伸ばせるので、私としてはこの点はそこまで気になりませんでした。
孤独との戦い
webライターの魅力でとしても語られることもありますが、孤独に作業することが多いのは大きな特徴です。
TwitterなどSNSでwebライター同士の交流が活発なのも、これが原因だと思ってます。(原因と書くと悪い風に聞こえますが、他意はないです)
一人で黙々と進めるのは魅力ではあるのですが、たまに少し寂しくなることもあります。私もやっていた時はこの感覚味わいました。
地道な作業の繰り返し
記事を一本作成したら、満足感を得られますが、あまり余韻に浸っている余裕はありません。「とにかく書け!」というwebライターという仕事は、手をとめた分だけ収入が減ってしまいます。
記事を早く書けたらその分次の記事を書いていきます。
月の対応本数ですが、30本〜60本くらいが専業であっても限度かなと思います。1日に1本〜2本の記事を書いていくのは、結構骨が折れます。土日を完全に休むのであれば、1日に3本の記事を仕上げなければいけないこともあるでしょう。
黙々とリサーチと執筆、最終チェックを繰り返すのはなかなか地道で苦しい作業です。
クライアントからきついFBが来る
クライアントによってはかなり手厳しいフィードバックも返ってきます。
「舐めてるの?」という佐山聡みたいなフィードバックも全然あります。
在宅で1人作業をしている中で、こういうフィードバックは思った以上に心に来ます。
これはリモートワークが流行り出してよく言われることですが、対面よりもテキストベースのフィードバックの方がきつい印象になりがちです。そもそも対面でないと信頼関係が生まれにくいと言われるのはこれが原因な気もしています。
テキストベースで詰められる時の感覚はなかなかしんどいものがあるので、ここは覚悟が必要です。
なるべく早く慣れるように頑張りましょう……
クライアントからの激怒された内容に関しては、下記の記事で別の方
納期に追われる
本格的に稼ごうとなると、本数が増え、当然ながら締切日も多くなります。
スケジューリングをミスると、毎日が締切日になることも多々あります。
毎日がエブリデイになると、精神的にはかなりハードです。
また、提出した後の修正依頼も忘れがちですが大切です。修正は2〜3営業日というのが一般的なので、この修正の締切日も含めるともうわけがわからなくなるでしょう。
初めのうちの洗礼だと思って、ここも覚悟してください。
レギュレーションが厳しい
場所によっては、レギュレーションがとにかく厳しいところもあります。
表現へのレギュレーションもそうですが、参照サイトは論文や、公的機関のものしか認めないなど、ソースを厳格に求めるところなどなど。
特に注意してほしいのは、単価が安いほうがレギュレーションはガチガチになる傾向にあります。
そもそもWebライターを信用していないので、ルールで少しでも品質を担保しようと考えるためです。
単価が上がっていくと裁量を持って案件をすすめることができる場合も多いので、ここは間違えないようにしましょう。
多くの人が低単価案件のレギュレーションガチガチ案件で挫折していきます。最初は踏ん張っていきましょう。
唐突に契約を切られる
業務委託という契約の宿命ですが、あっさりと契約を切られます。
業績悪化、予算縮小、質が低い、などなど理由は様々ですが、自分に原因がなくどうしようもないケースもたくさんあります。
精神的には、この自分ではどうしようもない、というケースの方がきついかもしれません。
大口のクライアントとの契約がいきなり次月から無くなり、収入が半減とかもざらにあるので精神衛生によくありません。
買い叩かれる
クライアントとしては、安ければ安いほどいいわけです。なので買いたたきはおうおうにしておきます。
テストライティングと称して、提示額の半額以下の値段(無料という場合も)で対応することも過去にはありました。
ただ、現在ではだいぶ是正されているかなと思います。
こういった悪質なクライアントから身を守るべく、多くのWebライターがSNSで発信しています。買い叩かれていると感じたら、その案件から身を引くのも一つおすすめです。
生活リズムが崩れる
出社や退勤という概念が基本的にありません。そのため、自分でオンオフの仕組みを作らないとどこまででも仕事をしてしまいます。
ここで多くの方が生活リズムを崩してしまい、昼夜逆転などの負のスパイラルに陥ります。
私自身も、この負のスパイラルに陥り、日が出る頃に眠り、暗くなってから業務をスタートするなど、めちゃくちゃな生活をしていた時期があります。
ここはフリーランスのような働き方をするには乗り越えなければいけないところでしょう。
工夫してなるべく昼夜逆転しないような生活をできるようにしましょう。
思うように稼げない
Webライターをしていて悩むのがやはり収入面でしょう。SNSでは文字単価5円!15円!など景気の良い話も多いのですが、実際のところそこまでスムーズに単価は上がっていきません。
周りと比べて、成長ペースが遅く、ずっとこのままなのでは…と悩む時期もありましたが、今ではいい思い出です。
焦らず、着実に案件をこなしていくことをおすすめします。
webライターをしていて楽しいところ
ここまでつらい、苦しいことをありったけ書いてきました。自分でもゲンナリしていますが、読んでいる方はもっとかもしれません……
ここから心機一転!楽しいことを書いていきます。webライターに興味を持っている方、ここで離脱せず、どうぞ次の項目も読み進めてください。
自分の文章が多くの人の目に止まる
記事がグーグルに評価され、上位表示されたり、そもそも知名度のあるメディアで記事を書くと、ものすごいインパクトがあります。
自分の記事が多くの人に読まれているという実感は、とてもやりがいを感じて楽しい瞬間でしたね。
それと同時に気が引き締まる想いもありました。多くの人に読んでもらえる分、しっかりと記事を書かなければいけないという実感があり、その後の業務にも良い影響がありました。
自分のペースで進められる
良くも悪くも、自分のペースで仕事をすすめられます。
あまり仕事をしたくないなと思えば、仕事を受けなければいいだけです。1ヶ月まるまる休み!とかもできてしまいます。
私はかなりマイペースなほうなので、これは本当に魅力的でした。働きたくなければ休みにできる、この精神的な余裕は正社員では味わえないものでしょう。
フリーランス実態調査では、年収に関わらず、多くの方がフリーランスという仕事に前向きな意見を述べています。
その結果はきっと、こういった自分のペースで業務を進められる魅力も一役買っているに違いありません。
在宅で仕事ができる
基本的にWebライターは在宅で仕事をします。あまり自宅で仕事をするというのは経験したことがなかったので、自分の中で衝撃を受けたのを覚えています。
在宅ワークであれば、時間の融通もきくので、ワークライフバランスの両立をしやすいものです。一度体験すると、在宅ワークなしでは考えられないほど、充実した日々をおくることができました。
結果が目に見えてわかる
Webでよく言われるこことですが、成果物は数字で結果が帰ってきます。
Webライターという職種もこれは顕著で、PV数だけでなく、CV数などどのくらい事業に貢献したかも場合によってはFBで帰ってきます。
クリエイティブなしごとは感覚的になりがちですが、数字で結果が如実にわかるのはWebライターと言う仕事の醍醐味だと思います。
クライアントに褒められる
クライアントに詰められることもあれば、逆もまた然りです。
とても褒められることもあります。
構成を提出した瞬間に、追加発注が決まったこともありました。
他にも記事の効果が出て褒められたりと、本当に手放しで喜んでくれるクライアントを見ると、とてもやりがいを感じます。
一人で黙々と仕事をこなすwebライターだからこそ、嬉しさもひとしおなのかもしれませんね。
好きなことでお金が稼げる
文章を書くことが好きな方はもちろん、好きなジャンルの知識をwebライターではお金に変えることができます。
これは私の中でとても楽しいものでした。
「文章を書くのが好き」という方であれば、そのまま好きを仕事にできるわけですが、Webライターの場合は、それ以外にもジャンルを選択できる楽しさがあります。
多種多様なWebメディアが乱立している今の時代、必要とされない知識はありません。
趣味などの知識を生かして仕事をすることも十分に可能です。
筋トレや歴史、漫画やアニメなどなど、探せばいくらでも案件はあります。
映画が好きだったので、映画関連の案件を受けたことがありましたが、リサーチを含めて、とても楽しく記事を書くことができました。
こだわりを持って仕事ができる
webライターの書く記事は、やはりこだわった分だけ結果が出ます。
どこまでこだわれるかは、自分次第。マイペースに仕事を進められる分、こだわろうと思えばどこまでもこだわれます。
これはやりがいだけでなく、スキル習得にも大きく影響があったところでした。業務に追われる正社員時代に比べると、考え抜く分、成長の速度も早くなる傾向にあると思いました。
ただこれは個人差もあるでしょう。自分のペースで着実に成長していきたい方であれば、webライターという業務はかなりハマります。
自分で自由にキャリアを描ける
webライターはまだ新しい職種です。
そのため、明確なキャリアパスはありません。
ここは賛否の分かれるところかと思いますが、私としてはメリットでした。明確なキャリアパスはありませんが、その分、多種多様なキャリアを自分で描くことができます。
私はwebライターをスタートさせ、web編集を経て現在はマーケティング業務を行なっています。自分のキャリアに満足してますし、今後も自分を満足させるキャリアを描いていくつもりです。
これも、webライターを始めたからこそだと思っています。
他にも、webデザイナーになる方や、コンテンツ全般の知識をつけコンテンツプランナーになる方もいます。
メディアの編集長なんかも、王道のキャリアパスでしょうか。
webライターをスタートさせたその先には、多くの可能性があります。
ぜひ、webライターをスタートさせて、自由にあなただけのキャリアを描いてみてください。
結局のところ、Webライターはやってみるべきなのか?
Webライターのきついところも、楽しいところも、たくさん列挙してきましたが、Webライターにの良いところは気軽に始められるところです。
もし興味があるなら、ぜひ何も考えずまずは初めてみてください。
趣味の延長で始められるのもWebライターという仕事の魅力。
すぐにでもスタートさせたい方は、下記記事で始める手順をご紹介しています。
ぜひこの機会に、Webライターライフをスタートさせてみてください!