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新卒でWebライターを目指すのは遅いと思う話

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新卒でWebライターを志望している方に伝えたいことがあります。

自分自身も新卒からWebライターの世界に飛び込んだ経験があるのですが、実体験を交えて、デメリットについてお伝えできればと思います。

 

 

新卒でWebライターを目指すのはおすすめしない?

結論から言うと、新卒カードを切ってWebライターを始めるのはおすすめしません。

これはあくまで「新卒カードを切ってWebライターを目指す」というのをおすすめしないという意味です。

「Webライターと言う仕事をやってみたい!」という希望自体を否定するものではありません。

 

新卒でWebライターをおすすめしない理由

私が新卒でWebライターになるのをおすすめしない主な理由は下記の4点です。

  • いつでも挑戦できる
  • 他の職種の方が向いている可能性もある
  • 適性がズレる可能性あり
  • そもそも募集が少ない

 

いつでも挑戦できる

Webライターを始めるのは、いつでもできます。なので、もし「新卒でWebライターに挑戦したい」と思っている方がいるのであれば、卒業を待たず、今すぐにでも始めることをおすすめします。

 

Webライターと言う仕事はPCがあり、クラウドソーシングに登録すれば簡単に始めることができる仕事です。卒業を待つ必要がありません。

 

Webライター以外の職種のほうが向いている可能性もある

「Webライターではなく、別の職種の方が向いている可能性がある」というのも、あまりWebライターに新卒カードを切るのをおすすめできない理由の一つです。

 

こんなことを言うと、「全ての仕事に当てはまるし元も子もないのでは?」と思われるかもしれません。

ただWebライターは副業でも挑戦できる仕事です。それであれば今すぐにでも適性があるかどうかを見極めてもらいたいのです。

 

もしかしたら、Web ライターの仕事をするうちに、

「Web編集の仕事のほうがイメージと近かった」

「ディレクターをやってみたい」

「編集者がいい」

「そもそも紙媒体で出版社なんかの道もあるかもしれない」

・・・などなど、自分のやりたいことが明確になってくる、もしくは広がってくるはずなのです。

 

その時が新卒カードを切ったあとだと、こうした職種に舵を切るのが少し難しくなります。もし事前にWebライターと言う仕事を経験した上でこうした考えに至っていれば、新卒カードで別の選択肢を模索することもできます。

 

Webライターに憧れる人と、適性のある人は結構ズレがある

これはWebライターの採用をしていた経験から特に感じることなのですが、Webライターに憧れる人と、実際に仕事の適性がある人はかなりズレがあります。

 

「文章が好き」「情報発信に興味がある」「ライターと言う仕事が夢だった」こういった方の多くは、Webライターの仕事を実際にしてみて、挫折していきました。

 

これはwebライターという仕事がそもそもそこまでキラキラしたものではなく、地道な作業をひたすら行うものだからかなと思います。

ここはWebライターと言う仕事の悲劇です。熱意を持って志望する人の多くが、「思っていたものと違う」と感じてしまいやすいという特徴があるのです。

 

こういった背景もあり、頑張って新卒でWebライターを志す方には、少し危うさも感じてしまうのです。

 

そもそも募集している企業が少ない

webライターを正社員で雇用する企業は残念ながら少ない傾向にあります。

理由は 「webライターが欲しい!」と思ったら業務委託などでフリーランスを抱えるというのがスタンダードだからです。編集者だけでなく、ライターも正社員として抱えるというのはコンテンツ制作を本格的に行う大企業に限られます。

 

また正社員での採用が少ないと言いましたが、新卒での採用はさらに少なくなります。

私は中長期的な目線で、webライターを新卒で育てていこうと考える企業をあまり見たことがありません。なので募集している企業をさがすのがそもそも難しいという状況に陥りがちです。

 

どうしてもWebライターになりたい時は、目指す意味を考える

「webライターをしてみたい!」と思ったら、なぜそう思ったのかを明確にしてみてください。

 

そして、新卒カードを切るのではなく、今すぐ始めてみることをおすすめします。実際に職種の適正を見極めるには、やはり実務をするに越したことはありません。

ただ、ここではもう少し掘り下げて、特に多いwebライターになりたい理由をいくつか紹介します。

 

文章が好きだからwebライターを目指している

「文章が好きだからwebライターを目指している」と言う方、多いのですが実は1番危険です。

 

「文章が好き」というだけでは、実は志望の理由になっていないからです。

文章にも色々あります。

例えば小説と新聞記者です。前者は文章表現、もしくはストーリーを売りにするのに対して、後者は情報を売りにします。

どちらが好きかによっても、必要なスキルは変わります。

「文章が好き」ということについて、下記の記事でもう少し深堀解説しています。

文章が好きでwebライターを目指していると言う方は、もう少しだけお時間をください。

 

pineunder.hatenablog.com

 

 

クリエイティブな仕事がしたい

こちらも、webライターを目指す理由として多いものです。

クリエイティブな仕事には違いないのですが、クライアントワークをする上で、クリエイティブな仕事というのはかなり難易度が高いハードな仕事であると言うのは覚えておいてください。

 

基本的に答えのないところに答えを見つける仕事なので、修正地獄に陥ることもあるでしょう。定型業務が少なく、こだわればこだわるほど残業も増えていきます。

試行錯誤をするのは楽しくはあるのですが、ルーティン化しにくい分、ハードワークになりがちなのもクリエイティブな仕事の特徴です。

実際に実務をやってみて「やっぱり文章作成は何時間やってもあきない」と言う方と「実はそうでもなかった・・・」という方に二分されます。業務をするうちに、自分はどちらに該当するのか、きっとふるいにかけられるでしょう。

 

ここでも再度同じことの繰り返しですが、適性の見極めは早くやるのに越したことはありません。もしクリエイティブな仕事の中でもwebライターを検討しているのであれば、今すぐに始めてみてください。

 

発信したり想いを伝える仕事がしたい

こちらも良くある理由です。発信したり想いを伝えるというの確かにwebライターという仕事では実現可能です。

 

しかし、あくまでも企業やメディアの思惑を言語化し、最終的に利益を追求するのがwebライターには求められます。

そのため「自分の伝えたい想い」は捨てなければいけない時があります。

これはとても大切なポイントです。「自分のポリシーに反する発信をするのは許せない」と辞めていく方を過去にたくさん見てきました。

どちらが良いかはわかりませんが、個人的にはwebライターという仕事を選んだ以上は、自分の想いは二の次にするのがプロだと思います。

ここがミスマッチすると悲惨です。自分のポリシーを捻じ曲げる必要も時にはあると覚悟した上でwebライターを志望することをおすすめします。

 

すぐにでもWebライターを始める方法

 

Step1. クラウドソーシングサイトに登録する

Step2. 案件に応募する

Step3.ライティングスタート

 

上記3Stepで今すぐにでもWebライターのお仕事を始めることができます。

クラウドソーシングについては、クラウドワークスかランサーズがオーソドックスで案件数も多くおすすめです。

 

他にもクラウドソーシングは数多くありますが、まずは上記2つのどちらかで始めましょう。ある程度実力がついてきたら、その他のクラウドソーシングも使用してみるのをおすすめします。

 

その他のクラウドソーシングに関しては下記の記事でまとめています。興味のある方はこちらもチェックしてみてください。

 

pineunder.hatenablog.com

 

 

それでも新卒でwebライターを志望するなら

ここまで読んでいただきありがとうございます。あなたの希望に水を差すような記事でしたが、何かの役に立てば幸いです。読んでいただいた上で、それでも新卒でwebライターを志望するのであれば、相当な覚悟をお持ちなんだと思います。ぜひ悔いのないように挑戦をしてみてください!