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フリーライターの営業術|メリデメとコツを紹介

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王道のものからニッチなものまでWebライターにおすすめのクラウドソーシングサイトを一覧でまとめ!
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フリーライターの営業術についてまとめてご紹介します。

「Webライターでクラウドソーシング経由で案件を獲得しているけど、そろそろ直契約も試してみたい」という方はぜひ参考にしてみてください。

基本的なことから、具体的なコツまで解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

直接営業がは本当に割が良い?

直接契約を獲得するために営業をかけていくと思いますが、そのメリットとデメリットを、しっかり押さえておきましょう。

 

メリット

・単価が上がる可能性がある

・手数料を取られなくて済む

手数料がない分、報酬は高くなる傾向にあります。また法人を通さずに個人への発注になるので、ある程度高い単価を提示される可能性も高くなります。

 

デメリット

・営業工数がかかる

・仮払いなどのセーフティネットがない

直営業のデメリットは営業工数がかかることと、セーフティネットがないことです。

営業工数についてですが、自分のライティングの案件化されていないところで、需要を探っていく必要があり、これは多くの労力を必要とします。

 

またクラウドソーシングであれば、仮払い制度がるため、報酬未払いというのを未然に防ぐことができます。

一方で直契約の場合は、クライアントに飛ばれるとお金は入ってきません。「着金まで気を抜くな」と言われることもありますが、実は本当に報酬が払われないというケースはあります。

 

営業をかけなくても良い状態は理想

営業をかけずに案件を獲得できる状態が実は理想です。

 

営業をかけていく時間もタダではありません。あなたの貴重な時間を費やしています。営業にかける時間を全て記事執筆に費やしていれば、その分収入は増えたはずです。

 

そのため、営業による案件獲得はもちろん大事なのですが、最終的には営業をかけなくても仕事の依頼が来るような状態になれるように意識していきましょう。

 

知名度を上げたり、人脈を増やしたりするなど長期的な目線でやっておきたいことはいくつかあります。ぜひこちらも意識的に準備していけるようにしてみてください。

 

営業をかける方法

 

ライターを必要としていそうなメディアにお問い合わせ

「ライター 募集」などで現在ライターを募集しているサイトをピックアップするのは大切ですが、実は募集していなくても仕事をいただけることがあります。

 

良いライターというのは、どのメディアも常に欲しているものです。気になるメディアがあれば積極的に提案してみることをおすすめします。

 

提案するメディアはなるべく自分の実績と噛み合っているところをチョイスしましょう。

 

交流会に参加する

営業をかけるにあたり、交流会への参加もおすすめです。最初のうちは、クライアントになってくれそうな人にどれだけ名刺を配れるかが勝負です。まずは量を意識しましょう。

 

交流会に関してですが、探せばWeb編集者や広報、マーケターなど、職種ごとに開催されているものが見つかるはずです。

 

自分のライティングがどこに需要があるのかを考え、逆算して狙うべき職種を絞ってみましょう。

 

SNS経由

SNSで発信をすることでも、仕事の依頼を増やせます。

自分の名刺代りにもなるので、作っておいて損はありません。長期的な取り組みが必要であり、すぐに受注できるものではないということは念頭に置いておきましょう。

 

コツとして、自分の専門性を示せるような発信をすることが挙げられます。

 

・自分が執筆する文章の形態(コラム・シラリオ)

・自分が得意とするジャンル

に関する情報を中心に発信し、「この人に任せたら安心かも」というイメージを醸成していきます。

間違っても、クライアントの愚痴などは発信しないようにしましょう。常に対クライアントを意識して発信し続けられると、定期的に案件を受注できる仕組みづくりにつながります。

 

営業をかける対象の見極め

営業をかける対象の見極めはとても重要です。

そもそも、契約ができない企業や、ニーズのない業界にアタックしても本当に時間の無駄になってしまいます。

なるべく時間のロスをなくすためにも、営業をかける対象の見極めに関して少しご紹介します。

 

大手企業はフリーランスとの契約に制約があることも多い

大手企業はフリーランスとの契約に制約がある場合が多く、そもそも検討の余地すらない場合があります。

 

そのため大手ではなく、中小企業やベンチャー企業などをあたるのがおすすめです。

 

支援会社や制作会社がおすすめ

事業会社と支援会社という区分けをします。

例えばサイバーエージェントなどの広告代理店は広告に関する支援をするので支援会社です。

一方で、事業会社はトヨタすき家などサービスを提供する主体となる会社を指します。

 

この事業会社と支援会社ですが、フリーライターで営業をかけるのであれば、まずは支援会社がおすすめです。支援会社は常に多くの会社の支援を行なっています。

常態的に抱えている案件数が多い傾向にあり、実力を認めてもらえれば、別の案件も五月雨式に受注できる可能性が高いです。

またオペレーションの部分でも業務フローが確立されているため、働きやすい傾向もあります。

 

営業をかける際のtips

 

アポリストを作成する

営業先は、膨大になっていくはずです。その中で、いつどこでどういったアクションをして、どこまで商談が進んだか、などは記録しておきましょう。

もし担当者と面談できるところまで進んでいたら、商談記録も記入します。細かいところですが、ここは差が出るポイントです。

些細な記録が思わぬところで案件に繋がることもあります。

 

各ルートからの成約率を分析する

直契約やSNSなど、多くの手法で営業をかけていく場合、どのルートが効率的かも知っておきたい情報です。時間には限りがあります。なるべく効果の高いルートというのを把握しておくことで、注力すべきルートもおのずとわかってきます。なるべく効率的に、楽に案件を受注するためにも、定期的に成約率は振り返っておきましょう。

 

プロフやポートフォリオを最適化する

全てのルートで共通して閲覧されるものは、ポートフォリオです。あなたに興味を持ってくれたクライアントは必ずあなたの経歴やポートフォリオを閲覧するでしょう。

そのため、もし成約率が悪い場合は、ポートフォリオを見直すだけでも改善が見込めることがあります。

 

プロフやポートフォリオといった、多くのクライアントがみるであろう部分は、定期的に見直しを行い、改善していきましょう。

 

 

営業が上手くいかない時に考えたいこと

 

自分を正しく発信できているか

実績があっても、うまく案件に結びつかないことは多々あります。

その際には自分をうまく発信できているかどうかを問うてみてください。

 

「なぜあなたに案件を依頼すると良いのか?」という問いは発信を見直す上でとても大切です。ここがうまく自分でも説明できない場合は、残念ながら自分を正しく発信できていない可能性が高いです。

 

「なぜあなたに仕事を依頼するのか?」

 

まずはここを明確にしましょう。もしここが明確になれば、SNSなどで発信する際にも軸がブレなくなります。全ての営業活動に影響のあるポイントなので、ぜひここは考えてみてください。

 

実績は申し分ないか

元も子もない話ですが、実績はしっかりとあるでしょうか。そもそも経験値が足りていないというのも営業がうまくいかない原因の1つです。

 

得意ジャンルや、得意なライティングというのを説得力を持って示せるようになると、自然と成約率は上がっていくでしょう。

もし実績が不足していると感じる方は、今後は戦略的に実績を積み上げる意識をしてみてください。

 

無理な営業をしていないか

すごく初歩的な話になりますが、かなり背伸びをした提案をしてしまっている場合もあります。

単価感や営業先の選定がそもそも失敗していると、成約は遠のきます。

 

値付けに関しては、業界の相場をリサーチして適正価格を意識しましょう。

また営業先については、大手企業や、マスコミ関係のところであれば、フリーライターとの契約が不可能な場合もあります。

営業を楽にするツール

こちらの項目はもはやマーケティングに近くなります。

自分という商品を効率的に多くの人に売り出すかを検討する際に、便利なツールは世の中にあふれています。

営業の成果が出てきたら、ぜひこれらのツール導入も検討してみてください。

 

メール配信ツール

名刺交換などで獲得したメールアドレスに、一括でメールを送ります。

いわゆる掘り起こしです。「近況いかかですか?」というお伺いのメールを送るのです。

もしもお伺いのタイミングでライターを検討していたら、意外なほどすんなりと契約の話を持ちかけられることもあります。

 

「そんなタイミング良くいかない」と思われるかもしれませんが、数が増えてくるといくつか反応は得られるものです。

交流会などでできるだけメールアドレスを獲得したら、定期的に掘り起こしをしてみましょう。

 

余談ですが、同様の理由で契約が途切れたクライアントとのチャットツールにも連絡を入れてみるのもおすすめです。意外なほどあっさりと契約が復活することもあります。

 

予約ツールの導入

直契約の場合は、一回は打ち合わせを挟む機会が生まれるはずです。なかなかクラウドソーシングのように対面しないで受注ということはありません。

 

アポの予約を入れる必要があるわけですが、これが結構手間で時間を取られます。

またこちらが面倒に感じるということは、クライアントも面倒に感じている場合が多いです。

予約ツールであれば、URLを共有し、カレンダーから予約してもらうだけなので、やりとりも1ラリーですみます。

 

メールやSNSで発信する際も、こちらの予約ツールのUR Lを入れておけば、面談までの心理的負担が少なくなり、商談までのフェーズがスムーズになることもあります。

かなりおすすめのツールなので、ぜひ検討してみてください。

 

 

営業活動は戦略的に!直契約で単価アップを狙いましょう

フリーライターの営業術についてご紹介しました。

直契約にすることで、クラウドソーシングではみたこともないような単価での受注も狙えます。ただ、その分営業活動には多大な労力がかかるという点は注意してください。

 

あくまで報酬は業務を進めて初めて支払われるものです。クラウドソーシングからの脱却を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。